新型コロナウイルスの影響により韓国の航空業界は深刻な打撃を受け、業界再編の声も聞かれますが、韓国では今年2社のLCCが就航を予定しています。
スポンサーリンク
韓国の新規参入組として、昨年11月に就航を果たしたフライ江原(カンウォン)は、他LCC同様に運航規模を縮小し従業員が無給休暇をとっており、今後政府の支援を受ける予定で、就航間もないですが早くも厳しい状況に置かれています。
今月から就航が予定されていたエアロKは、就航が遅れる見込みでAOC(航空運送事業許可)の取得は、今月後半から来月中旬になる見込みです。早ければ4月中旬に清洲~済州(チェジュ)線に就航する予定で、その後の最初の国際線は台北または成田に絞ったとの報道がされています。
ただ4月中旬もウイルス問題の影響が残ることが予想されますが、就航を強行するとの報道もあり同社の判断に注目が集まります。
また9月に就航を予定しているエアプレミアは、就航時期が遅いこともあり、同ウイルス問題を避けられると読んでいるとされていますが、客室乗務員の採用に関しては、当初三回に分けて採用を予定していましたが、採用計画に影響がでることを避けるために一度に約150名を採用する方針です。
先日には正式にチェジュ航空がイースター航空を買収することが発表されたほか、アシアナ航空も今後売却されることから傘下LCCが再編される可能性もあります。ほぼ全てのLCCが地理的に日本への就航が必ず計画に入ることから、今後も韓国のLCCの動向は注目となります。
画像引用:Airbus
スポンサーリンク
スポンサーリンク