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経過観察中の大韓航空CAが『陽性』判定 社内で2人目となり同じロス便のA380に乗務

先月、韓国の大韓航空CAが新型コロナウイルスに感染したことが発表され、同じ便で乗務していたCAが経過観察中となっていましたが、新たに1名が陽性判定を受けたことが明らかになりました。

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新たに感染が確認されたCA(36歳女性)は、先に感染が確認されたCA(24歳女性)が乗務していたロサンゼルス2月20日夜発、仁川22日早朝着のKE012便に乗務していたことから経過観察中となっていました。その後、微熱、筋肉痛・咳の症状があらわれ、検査の結果陽性となりました。なお同乗していた約30名の乗務員が経過観察となっていましたが、他乗務員は陰性が確認されたとしています。

同便は2階建て大型旅客機のA380の運航でしたが、2人は別々のフロアで乗務していたとされています。しかしながら二人が接触する機会は、打ち合わせや移動などがあることから、この2名の間で感染したことが有力とみられます。
現在のところ該当便の乗客の感染は確認されていませんが、400名以上が搭乗できる機材であることから乗客に感染が拡大していないか心配されています。

今回の新たに社内で感染者が増えたことを受け、大韓航空は経過観察中であった他乗務員の経過観察期間を延長することを発表しています。
画像引用:Korean Air

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大韓航空の客室乗務員がロス便乗務後の検査で新型ウイルスに感染 機材はA380

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