ヴァージンアトランティック航空は、保有機数が残り3機となっていたA340-600型機の当初の計画よりも早め退役させた模様であることが明らかになりました。
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同社は昨年7月に2019年内にA340-600型機を退役させる計画を明らかにしましたが、保有するB787に搭載されているロールスロイスのトレント1000型エンジンの問題が長期化していることからA340-600型機の退役を2020年5月末とする計画に変更していました。
しかしながら新型コロナウイルスの影響により航空需要が大幅に減少したことから、3月9日のラゴス発ヒースロー行きのVS412便の運航をもって全機運航ラインから外れこのまま退役となることが濃厚となっています。
突然の計画変更となったことから、長年同社を象徴するような機体であったA340型機にも関わらず特にセレモニーなども行われず、ひっそりと退役することになりそうです。
現在のところヴァージンアトランティック航空は、4機のA330-200、10機のA330-300、3機のA340-600、4機のA350-1000、17機のB787-9、7機のB747から構成される45機の航空機を保有していますが、A330シリーズはA330-900neoに置き換えが進む予定となっており、B747は2021年までに退役する計画となっています。
画像引用:Virgin Atlantic
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