スカンジナビア航空のRickard Gustafsson CEOは、新型コロナウイルスの影響による需要減退で最大で約1万人の一時解雇を実施し、本日16日より業務の大半を停止することを発表しました。
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会見で同氏は、スカンジナビア発着の航空需要はほぼ消滅したとし、現在の状況に適応する必要があり、16日月曜日から業務の大半を一時停止し、フライトを大幅に削減するとしました。
また最大で1万人もしくは従業員の90%を一時解雇することを発表しており、需要が回復するまで運航を再開しないとしています。
なお既に出発済みの利用者に対し、帰路が確保できるよう可能な限りの便を運航し最大限の努力をするとしています。
現在のところ運航が継続されるのは、ヨーロッパ内と国内の一部便とみられ、日本路線などの長距離線は、運航再開時期未定の運休期間に入ります。
同社は、夏ダイヤから成田空港から路線移管し羽田空港に乗り入れる予定としていましたが、現状では夏ダイヤ開始に間に合うのは難しいと言わざるを得ません。既に15日コペンハーゲン発16日成田着の便より欠航が発生しており、成田線は運休入りしたものとみられます。
画像引用:SAS
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