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マレーシア航空、経営破綻の危機に直面 同社CFO『乗り切るためには厳しい決断が必要』

マレーシア航空は、新型コロナウイルスの影響により経営破綻の危機に直面していると現地複数紙が報じました。

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マレーシア航空のBoo Hui Yee CFOは、社内向けに「現在多くの航空会社が破産の危険にさらされており、マレーシア航空も例外ではない。この重要な時期において会社を存続させる為には、早急に厳しい決定を下す必要があります」と伝えたとされており今後大幅な人員削減を視野に入れていることも推測されます。
またコロナウイルスショックでリンギットが米ドルに対して弱体化したこともあり、財務状況を更に悪化させているとしています。

航空コンサルティング会社のCAPAは、現在の状況が続き支援が受けられない場合は、5月末までに世界のほとんどの航空会社が破産すると予測しており、予てから経営状況が不安視され経営再建を図っていたマレーシア航空は、なおさら政府の支援なし存続は難しい状況にあると推測されています。

同社は、従業員へ無給休暇を取得させコスト削減を図る方針ですが、マレーシア航空に限らず、多くのエアラインが存続のために政府の支援を求めることが予想されています。
参考記事:The edge markets
画像引用:Airbus

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