ルフトハンザグループは、新型コロナウイルスの影響により運航便を95%削減している状態であることを明らかにしました。
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ルフトハンザのCarsten Spohr CEOは、新型コロナウイルスの影響により、前例のない非常事態に陥っているとし、今後を誰も予測できず、抜本的かつ痛みを伴う措置を講じる必要があるとコメントしています。
グループのオーストリア航空は、3月28日まで全便運航停止、エアドロミティは、4月19日までドイツ~イタリア間の運航を停止、ブリュッセル航空は、4月19日まで全便運航停止、ユーロウイングスは短距離便の一部路線のみ運航、ルフトハンザはミュンヘンからの長距離便を停止、スイスインターナショナルエアラインズは、長距離線はニューヨーク便のみとするなどの措置を取っていることから、通常スケジュールよりも95%削減された状況となっています。
また機材はグループが保有する763機のうち700機が非稼働となり地上駐機している状態で、かつてない運航便数の少なさとなっています。貨物便に関しては、ルフトハンザカーゴがボーイング777F7機、MD11F6機、アエロロジックの777F4機をフル稼働させ維持しており、今後は旅客機での貨物輸送を検討していることを明らかにしています。
現在も欧州内では、ウイルスの感染拡大が続いていることか、今後も先が見通せない状況が続きます。
画像引用:Lufthansa
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