羽田空港 航空ニュース

本日2020年3月29日より羽田空港の都心上空飛行ルートの運用を開始

国土交通省は、本日2020年3月29日より羽田空港の都心上空飛行ルートの運用を開始します。

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新たに運用する都心上空飛行ルートにより、国際線用となる年間約3.9万回の増便を実現し、羽田空港からさらに国際線の発着便数が増え、利便性が向上することが期待されています。
なお同ルートにおいては、一時的に在日アメリカ軍横田基地が航空管制を行う空域を通過することから、米軍は上空通過も日本側が航空管制を行うことも認められないとしていましたが、交渉の末日本側が管制することで合意に至りました。


画像引用:国土交通省

 

新たな運用方式により、以前の運用と大きく異なる点は、都心上空からの着陸となることや、B滑走路から離陸することなどになります。1月下旬から始まった実機飛行確認においては、一部住民から騒音などの苦情が寄せられ、そのほか落下物の危険性を指摘する声があり今後問題が大きくなる可能性もあります。

新型コロナウイルスの影響により、運航便数が非常に少ない中での運用開始となり、一部からは便数が少ない中での運用開始を疑問視する声がありますが、これまで時間をかけ調整してきたことを考えれば、本日からの運用が妥当と考えられます。
コロナウイルス終息後には、すぐにスロットの上限値に達すると考えられ、今後成田空港の新滑走路の建設で、羽田成田の両空港で年間100万回の発着枠を確保することが予定されています。

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