IAGグループ傘下のブリティッシュエアウェイズは、労働組合と約32,000人の一時帰休で合意したことが明らかになりました。
スポンサーリンク
合意した内容は、今回の危機において従業員の解雇は行わず、一時帰休に際してパイロットを除いた従業員の給料は、英国政府の雇用維持制度を用いて80%の給料を補償するとしています。通常の政府の制度では月額最大2,500ポンド(約33万円)と定めていますが、同社と労働組合の間では、上限を設けないことで合意したとされています。
既にパイロットとは2ヶ月にわたり給料を半減することで合意に至っており、総コストの40%を占めると言われる人件費をある程度削減できたことになります。
現在同社は、シティ空港とガトウィック空港の発着を停止し、ヒースロー空港発着便もほぼ運休となっている状況で、今週も世界各国に取り残された自国民の救済フライトを中心に運航する予定となっています。
画像引用:British Airways
スポンサーリンク
スポンサーリンク