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キャセイパシフィック航空、B777Xのキャンセルを検討か

キャセイパシフィック航空は、ボーイングが開発中の最新鋭機となるB777Xをキャンセルすることを検討しているとSeattle Timesが報じました。

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同社は2013年に計21機のB777-9型機を、当時のレートの約75億ドルで購入する契約をボーイングと結びましたが、新型コロナウイルスの影響もあり契約をキャンセルすることを検討していると伝えられています。当初の計画では、B777-300ERの後続機として同機を導入する予定としていましたが、現状ではB777-300ERの使用期間を延長するものとみられています。

日本ではANAが20機確定発注し2021年からの受領を予定していますが、そのほかにエミレーツ航空、ルフトハンザドイツ航空、エティハド航空、カタール航空、ブリティッシュエアウェイズ、シンガポール航空が導入を予定しており現状では302機の受注があります。

なお昨年11月には最大の顧客であるエミレーツ航空が、150機のB777Xを導入する契約から24機キャンセルしており、受注数が伸びないだけでなく減少となっています。
画像引用:Boeing

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