西オーストラリアにあるパース空港は、事実上経営破綻したヴァージンオーストラリア航空に対し、未払い分の支払いを求め駐機中の同社の航空機が移動できなように空港車両やブルドーザーなどで妨害してます。
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パース空港は、ヴァージンオーストラリア航空の航空機4機に先取特権を与えられたとし、債務者であるヴァージン社の財産となる航空機を差し押さえ、優先的に弁済を受けるために対象機材が移動できないように車両などを用いて妨害しています。現況としては、機体前方に車両を配置したことから、トーイングカーによるプッシュバックができず身動きが取れない状態となっています。なお同空港は、ヴァージン社に対し空港使用料などの未払い分として1,600万ドルの請求権があることを主張しています。
同空港は、新型コロナウイルスの影響により今後3か月で1億ドルの収益を失うこと予測しており、エアラインばかりに注目が集まりますが、空港経営にも大きな影響を及ぼしています。画像引用:7NEWS
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