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計画から9年遅れのベルリン新空港のブランデンブルク国際空港が10月31日の開港に向け最終段階

設計ミスなどにより当初の2011年10月の開港から再三にわたり開港が遅れているベルリンの新空港、ブランデンブルク国際空港は、建築検査官の審査を通過し、当局から最終承認を受けるための書類を提出することが明らかになりました。

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同空港は外観は完成しているものの、消防設備が作動しないなど多くの設計ミスから、2011年10月開港予定から再三にわたり開港できない状態が続いており、同空港の開港を疑う声は未だに根強いのが現状ですが、現段階では事実上完成に至ったもので残すは書類審査のみとなり、今後正式に認可を受けた場合は2020年10月31日に開港する予定となっています。なおドイツ当局は、1996年に発生し17名が犠牲となってしまったデュッセルドルフ空港での火災の前例があることから、非常に厳しい審査基準を設けていることで知られています。

ドイツ・ベルリンの3空港を運営するFlughafen Berlin Brandenburg (FBB)の責任者であるLütkeDaldrup氏は、新型コロナウイルスの影響について、開港時に以前の需要の50%まで回復することに期待していますが、それ以下となると予想される。しかしながら利用者が少ないことで、開港に至るまでの手順をスムーズに進めることができるという利点もあるとしています。

予定通りいけば半年後には開港を迎えることになり、今後予定通り進むのか注目されます。画像引用:tagesspiegel

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