スカンジナビア航空は、新型コロナウイルスによる業績悪化により最大で5,000人の従業員を解雇する方針を発表しました。
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同社は既に大半の運航便を停止しており、従業員の90%にあたる約1万人を一時解雇することを先月に発表していましたが、今後の需要を鑑みて最大で5,000人を人員整理する方針であることを発表しました。人員整理の内訳は、スウェーデンで約1,900人、ノルウェーで約1,300人、デンマークで約1,700人の削減が予定されています。
Rickard Gustafson CEOは、SASが担う社会機能を継続するためには、現在の状況にコストベースを適合させる必要があります。残念ながら私たちは労働力をより低い旅客需要に適応させることを余儀なくされているとコメントを発表しています。また今後の需要については、利用者が旅行する自信を取り戻すために時間がかかるとし、2020年~2021年は大幅に航空需要が低下し、2022年に以前の水準に戻る可能性があるとしています。
なお同社は、2020年夏ダイヤより成田線を移管し羽田空港に就航する予定としていましたが、路線開設を延期としています。
画像引用:SAS
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スカンジナビア航空、最大1万人の一時解雇を実施し本日16日より大半の業務を停止 同社CEO『航空需要はほぼ消滅』成田線も運休
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