ロンドン/ヒースロー空港のJohn Holland-Kaye CEOは、現在積極的な取り組みが行われているソーシャルディスタンス(社会的距離)について、空港で導入するのは不可能との見解を明らかにしました。
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同氏は、混雑空港にソーシャルディスタンスを確保することは物理的に不可能で、空港に限らず公共交通機関でも難しいとの見解を示し、代替案としてマスクを着用することや入口で体温検査を行うことなどを提案しています。
仮にブリティッシュエアウェイズが導入しているA380(469席)の搭乗時ソーシャルディスタンスを確保した場合は、おおよそ1kmの列を作ることになり、空港内でのチェックイン時、保安検査時など各ポイントで行列を作ることになってしまいます。
しかしながら英国最大級の労働組合であるGMBは、利用者や空港スタッフは、ソーシャルディスタンスが確保されるべきとの主張をしており、今後空港側は、利用者の安心・安全を確保するためにどのような対策を講じるのか注目されます。参考記事:BBC 画像引用:Heathrow Airport
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