カタール航空は、新型コロナウイルスの影響などを受け財務状況が悪化しているキャセイパシフィック航空に対し、必要があれば資金援助を行う意思があることを明らかにしました。
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同社は既に、キャセイパシフィック航空の9.99%の株を保有しており、スワイヤーグループの45%、中国国際航空の29.99%に次ぐ第3の株主となっています。以前からカタール航空は、キャセイパシフィック航空の持ち株比率の引き上げに興味を示していることが報道されており、現在の新型コロナウイルスによる混乱のなか同社が今後持ち株比率を高める可能性があります。
Akbar Al Baker CEOは、「キャセイパシフィック航空は定評のある会社であり、もしキャセイパシフィックが増資を要請するなら、株主として私たちは間違いなくサポートします」とコメントしています。
キャセイパシフィック航空は、傘下のキャセイドラゴン航空や香港エクスプレスを含め統合を検討するなど、今後事業再編を計画していることが現地で報道されていることから、今後大きな変革期を迎える可能性が指摘されています。
参考記事:South China Mornig Post 画像引用:Airbus
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キャセイパシフィック航空、事業再編でキャセイドラゴン航空と香港エクスプレスを統合し『キャセイエクスプレス』の設立を検討か
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