アイスランドのカトリーン・ヤコブスドッティル首相は、2020年6月15日までに観光客などを含めた全ての旅客を対象に受け入れを再開する方針を示し、到着旅客に対して新型コロナウイルスの検査を実施する計画であることが明らかににしました。
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現在の規制では、シェンゲン圏外からのアイスランドへの旅行は禁止されており、シェンゲン圏から移動する旅行者は14日間自主隔離する必要があります。これを6月15日からは、シェンゲン圏外からの受け入れも開始し、全ての旅客を対象に(14日間の隔離の選択も可)新型コロナウイルスの検査を実施し、陽性者は14日間の自主隔離を行う必要が生じます。なお陰性を証明できる書類を提出できる旅客は、検査を回避できます。
検査は、ケプラヴィーク国際空港で行われ同日中に検査結果がわかり旅行者はホテルや自宅で検査結果を待つことが想定されています。また旅行者には、プライバシーが厳重に保護された追跡アプリの使用を求める計画としており、万が一感染者が発生した際に追跡できるシステムを構築します。
現在のところ、検査費用はアイスランド政府負担する方針とされており今後各国が導入するモデルケースとなる可能性があります。画像引用:Government of iceland
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