エミレーツ航空のTim Clark CEOは、一部報道にあった保有する40%のA380を早期退役を検討していることについて否定し、2022年夏には全機復帰することを期待しているとコメントしました。
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これはFINANCIAL TIMESのインタビューで同社CEOが明らかにしたもので、当初のスケジュールで予定していた3機の退役を除き、早期退役させる新たな機材の予定はなく2022年夏には全機の復帰を期待するとし、A380は今後も必要とされる場所があり人気を得られるとの見解を述べております。そのほか今後受領を予定する同機の8機のうち5機をキャンセルするとの報道については、コメントを避けています。
先日同氏が発言したとされる❝A380は終わった❞という発言から変化した様に思えますが、現時点では今後もエミレーツ航空はA380を維持するということになります。
この一ヶ月でエールフランスが同機の即時退役を決定したほか、カタール航空やエティハド航空も早期退役を検討しているとの情報があり、世界的には同機の退役が急速に進むものと考えられています。しかしながら、これまでA380をフラッグシップとし、100機以上を保有するなど規格外の経営を行ってきた同社であることから、数年後も現在と同規模のA380を運航している可能性もあり、数年後どのような姿になっているのか興味深い話題となります。画像引用:Airbus
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