フィジーエアウェイズは、従業員の約半数にあたる775名を解雇したことが明らかになりました。
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解雇の対象となったのは、計400名の客室乗務員が多くを占め、79名の外国人パイロット全員も解雇対象となりました。同社のAndre Viljoen CEOは、解雇という決断は全てのオプションを使い果たした結果で、会社存続のために解雇はやむを得ないとしています。また観光はフィジー経済のバックボーンであり、フィジーエアウェイズはフィジーのウイルス危機後の景気回復を先導するために不可欠であり、航空会社の未来を守るために、今回の措置が必要であるとしています。
画像引用:Fiji Airways
なお今後業績が回復し求人が行われる際は、これまでの経験が考慮され再雇用が可能とし、雇用が継続されるスタッフに関しても、当面の間20%の減給とし、労働日数も2日~5日に制限されることが発表されています。また現在はリース会社などと支払いの延期について交渉しているほか、多くの金融機関からの借入の協議を行っていることを明らかにしています。
通常、同社は13か国の23の都市への定期便を運航していますが、成田線を含め6月までの国際線の運航停止を決定しています。参考記事:RNZ
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