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日本貨物航空/NCA、20年3月期決算で経常赤字155億円となったものの21年3月期通期の経常利益予想は新型コロナによる貨物需要の増加で120億円

日本貨物航空/NCAは、2020年3月期決算を発表しました。

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2020年3月期決算では、売上高が前期比32.8%増の751億円、経常損益が155億円の赤字となったことが発表されました。昨年度から続く需要低迷は大きく改善しない一方、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響を受け、国際旅客便が順次減便された結果、従来とは異なる需給関係の変化が発生し、足許で供給が逼迫し市況は改善している状況と評価しています。

以上のことから、2020年4月から6月までを最悪期と捉え、経済活動の水準はその後緩やかに回復していくことを想定し「コロナと共存」という認識の下2021年3月期通期の経常利益予想が120億円となる予想としています。

今後はチャーター便の実施を含め、医療関連貨物等の緊急需要への対応を実施し、新型コロナウイルス感染症の影響下で社会的使命の大きい貨物専用機の特性を活かし、安全運航と安定的なサービスの提供をしていくとしています。
画像引用:Boeing

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