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ボーイング、5月はキャンセルが受注を上回ったことを発表 旅客機の納入はゼロでキャンセルの多くはB737MAX

ボーイングは、5月の納入機数が4機となり、新規受注機数は9機、キャンセル機数は18機となったことを発表しました。

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新型コロナウイルスの影響やB737MAXの運航停止の影響により、引き続き低水準となっており、納入機数は前年同月の30機から大きく数字を落としています。なお納入された4機は全て貨物機となっており、旅客機の納入は0となりました。

またB737MAXは14機正式にキャンセルされたことが確認されており、これまでに判明している顧客は、リース会社の GECASが4機、Aviation Capital Group が3機となります。また現地報道によれば、約80機のB737MAXがキャンセルされる可能性を指摘しております。

新型コロナウイルスの影響により需要が低水準となる中、これまでB737MAXの運航停止により影響を受けたエアラインは補償などを求めていましたが、需要に見合わなくなった機体のキャンセルを行う機会を得たことになり、僅かながら財務状況を改善できる機会になったものと推測されます。

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