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エミレーツ航空、600名のパイロットと6,500名の客室乗務員を解雇か

エミレーツ航空は、600名のパイロットと6,500名の客室乗務員を解雇した模様であると、複数の関係筋の情報として海外複数紙が報じました。

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同社は先週、事業維持を目的として今後従業員の解雇を行うことを発表しましたが、職種、規模等は明らかにしていませんでした。先週にはA380の副操縦士約180名と客室乗務員の訓練生約400名が解雇されたとみられ、今回報道にあった解雇の規模は、400名のA380のパイロット、200名のB777のパイロット、6,500名の客室乗務員、一部のエンジニアとなります。また現在実施している50%の給料削減も、9月まで延長になったとされています。

これまでにBloombergは、3万人規模の解雇を行う可能性があることを報道しており、今後も解雇対象は増える可能性もあります。

またTim Clark CEOは、A380はワクチン開発後のみに再び空に戻るとコメントしたことが報道されているほか、報道にあったA380の早期退役は否定し、2022年には全機復帰することを期待しているとしています。なお今後受領予定のA380については、キャンセルや延期交渉を行っているいると推測されています。
参考記事:The nes Arab 画像引用:Airbus

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