エールフランスKLMグループのエールフランス航空は、事業規模の縮小により約8,300名の希望退職者を募る方針であることがわかりました。
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希望退職者の内訳は、300人のパイロット、2,000人の客室乗務員、6,000人の地上スタッフとみられており、全従業員の17%にあたる人員の削減を目指すものとみられます。なお、今後労働組合などとの協議により対象者数が変動する可能性があります。
フランス政府は、救済措置としてエールフランス航空に対し€70億(8,100億円)の融資を行う事を発表していますが、政府は強制解雇を望んでいないことから、今回希望退職者を募る形で人員削減を行う模様です。
同グループは、新型コロナウイスの影響が直撃し多くの運休便が発生した時期には、一日あたり2,500万ユーロ(約30億円)のキャッシュアウトが発生していたことを明らかにしており、経営再建へ向け事業規模を縮小し、運航コストがかかる機材の退役を進めており運航体制のスリム化を図っています。
参考記事:International Business Times 画像引用:Airbus
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