エミレーツ航空のTim Clark CEOは、新型コロナウイルスによる人員削減規模が全体の15％に相当する最大9,000人となる見通しであることを明らかにしました。
スポンサーリンク
これは、同CEOがBBCのインタビューで明らかにしたもので、ウイルス問題以前の6万人いた従業員は、既に削減された人員も含め15％(9,000人)削減されることになるとし、初めて実態数を明らかにしました。またこの数字に関して、他社ほどひどい数字ではないとコメントしています。
290社が加盟するIATA(国際航空運送協会)は、新型コロナウイルスの影響により100万人の雇用が失われる予測を発表しているほか、投資会社のコーエンはアメリカだけでも20万人の雇用が失われるとの予想をしています。
新型コロナウイルスの終息が見通せないことから、今後も航空業界での人員削減は続くとみられていますが、日本の主要エアラインにおいて人員削減が行われていないことは極めて稀なケースと言えそうです。Photo : Airbus
スポンサーリンク
スポンサーリンク
