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キャセイパシフィック航空、2020年6月の搭乗実績を発表 乗客は前年比99.1%減 2020年上半期の業績は約1,367億円の損失

キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、2020年6月の搭乗実績を発表しました。

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キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空の搭乗客は前年同月比99.1%減の27,106人となり、搭乗率は27.3%で平均して1日あたり約900人の乗客を輸送しました。運航便は、当初計画の4%に留まり引き続き厳しい状況が続いています。

また2020年1月~6月のグループ業績が99億香港ドル(≒1,367億円)の損失が発生する見通しであることが発表され、前年同期の13億香港ドル(≒180億円)の黒字から、大きく業績が悪化しています。

同社のRonald Lam CCOは、香港空港でのトランジットが緩和され始めたため、需要が徐々に回復し月末に向けて、トランジット客は全体の32%に達したものの、大きな改善の兆し見られていないとしています。また7月~8月も引き続き慎重な運航体制にせざるを得ないとし、7月は当初計画の7%、8月は最大で10%の運航規模にする計画です。
そして現在の問題を克服することに絶対的な自信を持ち続けているとし、キャセイパシフィックグループと香港ハブの長期的な将来は、これまでと変わらず明るいままであるとコメントしています。Photo : Airbus

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