エミレーツ航空のTim Clark CEOは、今後10年にわたりA380を運用する意向を示しました。
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現在も多くのエアラインがA380が地上駐機した状態が続いていますが、エミレーツ航空は徐々にA380の運航路線を増加させており、既に投入しているパリ・ロンドンに続き8月以降アムステルダム、アンマン・バンコク・カイロ・ムンバイ・トロント線に投入する計画とみられています。
同CEOは、businessinsiderに主力機種であるA380について語り、2021年に生産打ち切りが決まったがA380は、同社にとってブランドを定義するのに役立ったとしています。また、うまくいけば少なくとも今後10年はA380が飛ぶ姿を見ることができるだろうとコメントし、今後もA380を運用する意向を示しています。
今後はボーイングの最新機種となるB777Xを2022年に受領し老朽化したA380と入れ替える予定ですが、B777Xをはじめ他機種も優れた機種であるものの、乗客はA380に搭乗することを求めており、機内体験においては、宮殿のようなA380に勝る物はないとの見解を示しています。
既にエールフランス航空は、A380を全機退役させたほか、カンタス航空、カタール航空、ルフトハンザドイツ航空、エティハド航空なども退役に関する報道がされています。今後新造機となるA380を受領するのは、ANAとエミレーツ航空のみですが、果たしてどのエアラインが最後まで同機を運航するのか、数十年後に話になるのかもしれませんが気になりるポイントです。Photo : Emirates
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