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台湾議会がチャイナエアラインのブランド名を変更する計画を可決

台湾議会は、検討が進められているチャイナエアラインのブランド名変更の計画を可決しました。今後ブランド名変更に向けた動きが加速するものとみられます。

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議会において議長は、『交通部は、海外で中国の航空会社と間違われる台湾の国家的利益を保護するために、国際的にチャイナエアラインをより識別可能にする必要がある』と発言しています。

以前から全く提携関係もない、中国の中国国際航空(エアチャイナ)との混合されることが多いことや、中国との差別化を明確にしたい層から、ブランド名変更を求める声は強かったものの実現しませんでした。しかしながら新型コロナウイルスの影響を受け、台湾が支援物資を各国に輸送するうえで、海外から中国からの支援と誤解を与えるなど、不都合が表面化したことから、ブランド名変更計画が進んでいます。

一部では、中国を刺激するとの声はあるものの、議会で可決されたように変更を求める声が過半数以上を占めており、現時点ではブランド変更される可能性が高まっています。
なおこれまでに候補として挙がっている新名称は、Formosa Airlines/福爾摩沙航空、Yushan Airlines/玉山航空、Taiwan Airlines/台湾航空などあります。Photo : Airbus

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