ロシアのS7航空は、初の貨物専用機となるB737BCFを2機導入する計画であることが明らかになりました。
S7航空の貨物専用機の導入は初めてとなり、同機の導入により、既存の旅客機の貨物室を使用した貨物事業を更に強化する狙いがあり、短・中距離路線に投入し輸送量は約30%増加する見込みとなります。
機材はGECASよりリース導入し、1号機は2020年11月、2号機は2021年1月にデリバリーされる予定となっています。
S7カーゴのIlya Yaroslavtsev CEOは『初の貨物専用機の導入は、S7航空の貨物事業における重要なマイルストーンです。同機は需要が高く、旅客機の手荷物制限がある路線に投入予定で、S7航空のネットワーク、主要な物流会社とのパートナーシップにより、効率的な貨物輸送を実現できる』とコメントしています。Photo : S7 Airlines