エミレーツ航空は、ドバイ~アムステルダム線にA380に替わり再度B777-300ERを投入することを発表しました。
同路線は、パンデミック以前はA380で運航されていましたが、需要減少後は、座席数の少ないB777-300ERに切り替えていましたが今月1日からはA380を復帰させていました。しかしながら16日以降はB777の運航に切り替えており、同社はA380の運航を取りやめた理由については明らかにしていませんが、想定以下の需要であったことから再度ダウンサイジングしたものと考えられます。
現在エミレーツ航空は、徐々にA380での運航を増やしており、現時点でのA380の運航は、ドバイ~ロンドン・パリ・広州・カイロ・トロント線となっていますが、B777-300ERよりA380を投入したほうが採算性が高い路線となるのは、見つける方が難しい状況であるのかもしれません。
今もなおA380を保有する多くのエアラインが、同機を地上駐機させた状態としていますが、現在も同機を定期路線に投入しているのはエミレーツ航空と中国南方航空のみとなります。Photo : Emirates