デルタ航空は、現在機内でのソーシャルディタンスを確保する取り組みとして実施している中央座席の空席化を2021年1月6日まで延長することを発表しました。
対象は引き続き全ての機材となり、座席は配列が2-2のケースでも片方を空席化するなど措置がとられます。また運航便に混雑がみられた場合には、機材の大型化や増便を行うことを検討するとしています。
同社のBill Lentsch CCOは、「飛行機の安全性に対する信頼を取り戻すことは、全ての座席を埋めるよりも、重要であると信じています。お客様が旅行の準備をする際に、最高水準のもてなしを提供できることをお客様に伝えるために、慎重なアプローチを継続していきます。」とコメントを発表しています。
多くのエアラインが中央席の空席化を廃止する中での延長決定となり、デルタ航空は他社と差別化を図った形となります。Photo : DELTA