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中国南方航空のA380が予定通り成田空港に就航

中国南方航空は、本日より2020年9月2日より東京/成田~広州線にA380型機を投入することを発表していましたが、予定通り成田空港に就航しました。

A380運航の初便は、定刻よりも若干遅れ13時過ぎに成田空港に到着しました。この路線は先月12日に東京/成田~瀋陽線に続き2路線目として再開されたばかりの路線で、A330で週1便(水)の運航となっていましたが、本日より当面の間A380の運航に切り替えます。

中国南方航空は、2011年に初めてA380型機を受領し、現在5機を保有していますが、これまで日本へ就航した実績はなく、今回が初めての日本就航となります。成田線以外では、広州~アムステルダム・ロンドン・ロサンゼルス・パリ・仁川・シドニー・バンクーバー線にA380を投入しており、コロナ禍において同機を運航する限られたエアラインとなります。

現在中国当局は、既存路線に対し原則週1便の運航を認めており、中国到着時の乗客へのPCR検査が3週間連続で全員の陰性が確認できた際は、スロットを1往復分増やす措置を行っていることが影響して機材を大型化したとの見方もありますが、公式には機材変更の理由は明らかにされておりません。

【運航スケジュール】
CZ8102 成田14:15→18:05広州
CZ8101 広州07:40→12:45成田
機材:A380-800 Photo : China Southern Airlines

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