フィリピン航空は全従業員の35%にあたる人員削減を行う方針であることがわかりました。
既に同社は今年3月に300人規模の人員削減を行っていますが、新型コロナウイルスの長期化の影響を受け更なる人員削減を10月後半から行う方針です。現在同社には、約5,000〜6,000人の従業員数がいることから、約2,000人規模の人員削減となるものとみられます。
そのほか地上ハンドリングサービスや燃料供給コストなどについても、コスト削減を進める方針を示しているほか、受領予定機材のデリバリー時期を延期することを検討していることが伝えられいます。
昨年にはANAが同社の株式を9.5%取得し、その協力の下2020年には新路線を開設し市場シェアを拡大する計画でしたが、新型コロナウイルスにより大きく計画を変更せざるを得ない状況となっています。参考記事:philstar Photo : Airbus