カンタス航空は、『Flight to Nowhere』としてB787型機で約7時間にわたる遊覧飛行を実施することを発表していましたが、チケットは10分で完売したことが発表されました。
このフライトは新型コロナウイルスの影響で海外旅行が楽しめない現状から、旅行気分を味わうために企画されたフライトイベントで、10月10日にシドニー空港よりQF787便として運航されます。
当日は、飛行前にカンタスラウンジで朝食をとった後に同国を代表する人気スポットであるエアーズロック・グレートバリアリーフ・オルガ山・バイロンベイ・シドニーハーバーなどを低空飛行する予定となっており、多くの乗客が景色を楽しめるように利用客は134名に制限されています。なお料金はエコノミークラスが787豪ドル、ビジネスクラス3,787豪ドルで販売されました。
同社は、史上最速で売れたフライトであるとし、今後同様の企画の実施を検討するとしています。Photo : Qantas