キャセイパシフィック航空は、来月にも大幅な人員削減を発表する見込みであることがわかりました。
今月中旬には、Ronald Lam CCO がリストラは避けられないとの見通しを発表しましたが、現地紙によれば、現在同社はキャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空には、合わせて約6,800名の余剰人員がいると見積もっているとみられるとしており、今後この余剰人員がリストラの対象になる可能性があります。
内訳は、パイロット1,200名、客室乗務員5,000名、地上スタッフ600名となっており、仮にリストラが避けられても減給は避けられないとみられています。
香港は、シンガポールなどと同様に国内路線が事実上ないことから、他国エアラインに比べ回復が著しく遅れているのが現状となっており、先月の輸送実績でも乗客数は前年比98.8%減となり、回復の兆しが見えておりません。
参考記事:星岛日报 Photo : Airbus