インドネシアのライオンエアの創設者であるRusdi Kirana氏(写真:向かって右の髭の男性)は、新エアラインの設立を計画していることがわかりました。
同国の運輸省は、詳細は明らかにしていませんが、現在新エアラインのAOC(航空運送事業許可)を1件処理中であることを明らかにしており、これが同氏が新たに設立するエアラインとみられています。
この動きはパンデミック終了を見越した動きと指摘する声もあり、同国のフラッグキャリアのガルーダインドネシア航空とアジアNO1のLCCであるエアアジアが新型コロナウイルスの影響で事業縮小を検討する中、今後航空市場の成長が期待される同国の市場においてライオンエアグループはシェアを大きく奪いたい考えとみられます。
新型コロナウイルスの影響により、パンデミック終了後にはインドネシアに限らず、各国の航空業界の勢力図が大きく変化していくことが予想されています。参考記事:COMPAS Photo : Lion Air