キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、2020年9月の搭乗実績を発表しました。
キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空の搭乗客は前年同月比98.1%減の47,061人となり、搭乗率は24.9%で平均して1日あたり約1,568人の乗客を輸送した計算となり、引き続き厳しい状況が続いています。
同社のRonald Lam CCOは、「航空業界と航空会社が直面している数多くのシナリオを注意深く検討した結果、2020年の残りの期間はパンデミック前の旅客便数の約10%、2021年全体では50%未満で運航すると予想しています。またワクチンが多くの人々に行き渡ったことを前提に、来年上半期にはパンデミック前の便数の4分の1を大幅に下回る運用が見込まれ、下半期には回復が見込まれる」との見解を明らかにしています。
また現地の報道では、今週にも事業再編計画が発表される見込みとなっており、人員削減規模や今後の機材運用について明らかになる見込みであることから、その内容が注目されています。Photo : Airbus