キャセイパシフィック航空グループは、キャセイドラゴン航空のブランド廃止を決定しキャセイパシフィック航空と香港エクスプレスが路線を引き継ぐことを発表しましたが、キャセイドラゴン航空発注のA321neoに関してはキャセイパシフィック航空が引き継ぐことがわかりました。
キャセイドラゴン航空は、16機のA321neoを発注していますが、その機材をキャセイパシフィック航空が引き継ぎ、年内に計2機を受領する予定とし、2021年には計4機を受領する計画です。そのほかの現在キャセイドラゴン航空が保有する機材についても基本はキャセイパシフィック航空が引き継ぎます。
また同社は2013年に計21機のB777-9型機を当時のレートの約75億ドルで購入する契約をボーイングと結びましたが、現在のところ初号機の受領は2025年以降に延期することを同社のPatrick Healy 会長が明らかにしています。
現在キャセイパシフィック航空グループは、一部機材を保管料が安いオーストラリアの砂漠地帯のアリススプリングスにて保管しており機材保管料のコスト削減を行っています。Photo : Hong Kong Airport