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ANAHD、エアライン事業の規模を一時的に縮小する事を発表 当初計画の7機に加え28機を早期退役に

ANAは、新型コロナウイルスの影響によりエアライン事業の規模を一時的に小さくするとし、一部機材を早期退役させることを発表しました。

コロナ危機を確実に乗り切るコスト構造に転換するため、需要に合わせてエアライン事業規模とグループ内の路線分担を最適化、機材数の削減など固定費を中心とした更なるコスト削減を実行するとし、費用削減効果の見通しは、2020年度で約▲1500億円、2021年度は約▲2500億円になるとしています。

ANAブランドにおいては、羽田から運航を回復、成田も重要な結節点として段階的に運航を再開する予定としています。また国内線においては、高需要路線を中心にネットワークを維持、機材の小型化により生産量を適正化します。

また大型機を中心に機材数を削減するとし、当初計画していた7機に加え、28機を早期に退役。2020年度の退役は、合計35機とします。


Photo : ANA

また追加退役するボーイング777型機計22機に加えて、エアバスA380型機1機とボーイング777型機1機の受領延期により、24機の大型機を削減し、2020年度末時点におけるグループ全体の機材数は、当初計画から33機を削減し、連動した整備コストを削減します。

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