FSC LCC 統計

先週のアクセス上位記事TOP10 (2020年11月1日~11月7日)

先週(2020年11月1日から11月7日)の期間において多くアクセスを頂いた記事のトップ10になります。

1位 2020年11月の日本発着の国際線の運航再開・増便予定

2位 GA Telesis社、チャイナエアラインのB747-400型機の販売の委任を受けことを発表 保有するB747-400は全機退役させ再販へ

3位 タイ国際航空、B747-400型機を全機売却へ その他機種を含め計34機を売却

4位 デルタ航空のB777型機が退役 総飛行時間は127万時間となり約144年に相当

5位 ハイフライ航空、年内までにA380を退役させることを発表 一時的に貨物機に転換も大きな成果を得られず

6位 カンタス航空、2021年10月末までの米英線の予約受付を停止 ウイルス問題の長期化を視野

7位 シンガポール航空、7機のA380を含む計26機を退役させる計画を発表

8位 タイ国際航空、2021年1月2日より東京/成田・大阪/関西~バンコク/スワンナプーム線の運航を再開 その他路線は3月まで運休

9位 オランダ政府、KLMオランダ航空への約4,150億円の救済融資を撤回へ 労働組合が更なる賃金削減を拒否

10位 JAL、1680億円を調達へ A350の導入やジップエア・ジェットスタージャパン・春秋航空日本などのLCC事業の強化に充当

先週は、多くのエアラインが大型機の退役に関する情報を発表し、それらの記事が多くの注目を集めました。ハイフライ航空とシンガポール航空がA380を退役させ(SQは一部機材)、タイ国際航空とチャイナエアラインはB747を退役させ売却することを発表し、大型機が相次いで活躍の場を失っています。

B777に関しても徐々に退役させるエアラインが増えており、今後はB787やA350が中長距離線において主力機材となるシェアも増えていくものと推測されます。

また多くのエアラインが、ビジネス需要の完全な回復は困難とし、成長の余地があるのは観光客としてみていることから、LCC事業へ注力する動きが広がっています。以前から進みつつあるFSCの事実上のLCC化(座席指定料の徴収や座席間隔を狭めるなど)も今後加速することが予想されます。Photo : Boeing

先週のアクセス上位記事TOP10 (2020年10月25日~10月31日)

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