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ユナイテッド航空、5年振りにジョンFケネディ空港に再乗り入れ 2021年2月からLA線とサンフランシスコ線を開設

ユナイテッド航空は、2021年2月1日よりニューヨーク・ジョンFケネディ空港に再乗り入れすることを発表しました。

同日からはロサンゼルス線とサンフランシスコ線をそれぞれB767-300ERを使用し1日2往復する計画で、JFKではターミナル7を使用します。これによりユナイテッド航空は、拠点とするニューアーク空港のほかに、ラガーディア空港とJFK空港の3空港から発着することになり、ニューヨーク発着便の利用者の利便性が向上するとしています。

以前に同社のScott Kirby CEOは2017年にJFK空港から撤退した判断は間違いであったと発言しており、JFKへの再乗り入れを模索していたものと推測されます。同社はニューアーク空港に完全移転後は、再三にわたりJFK空港に劣らない利便性をアピールしていましたが、市場の認識であるJFK空港が優位な空港であるとい認識を覆せないと判断した可能性もあります。

新型コロナウイルスの影響もあり、スロットが空いたことで再乗り入れが実現したとみられており、今後運航路線を国際線まで拡大させるかなど注目が集まります。Photo : United

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