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ANA、2020年9月の搭乗実績を発表 利用率は国際線19.4%、国内線53.3% 今年度初めて国内線の利用者が1ヶ月で100万人越え

ANAは、2020年9月の搭乗実績を発表しました。前月比で国内線は回復基調にある一方で、国際線は前月よりも利用者が減少し搭乗率も悪化しています。

赤字は前月実績

【旅客輸送実績】
国際線の利用者数は前年比3.8%で31,409人、利用率19.4%
国内線の利用者数は前年比30.1%で1,064,861人、利用率53.3%
国際線の利用者数は前年比4.0%で37,239人、利用率23.5%
国内線の利用者数は前年比23.7%で961,337人、利用率29.8%

【国際線の方面別の利用者数】
北米/ホノルルは前年比5.0%で10,346人、利用率16.7%
ヨーロッパ方面は前年比5.4%で4,468人、利用率20.1%
アジア/オセアニア方面は前年比3.1%で16,595人、利用率24.5%
北米/ホノルルは前年比5.4%で12,359人、利用率21.1%
ヨーロッパ方面は前年比6.0%で5,078人、利用率21.9%
アジア/オセアニア方面は前年比3.2%で19,802人、利用率29.3%

【運航実績】
国際線運航実績(前年度)では、就航率12.1%(98.7%)、定時出発率89.3%(83.0%)、定時到着率92.5%(84.6%)
国内線運航実績(前年度)では、就航率50.9%(97.2%)、定時出発率97.2%(88.9%)、定時到着率96.9%(86.6%)

国内幹線となる羽田発着の各路線の搭乗率は以下の通りで、通常時に比べ物足りない数字となっています。
新千歳65.4%、伊丹55.2%、福岡54.8%、那覇55.2%

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