エティハド航空は、近く1,000人規模の人員削減を行ない、保有するA380に関しては無期限運航停止措置とすることがわかりました。
これはReutersが報じたもので、同社が社内向けのメールで従業員に通達したとしており、人員削減規模は最大1,000人となり客室乗務員が対象とみられるとしています。また人員削減後も余剰状態であることから無給休暇プログラムを実施することも告知した模様です。
そのほか同社が保有する10機のA380についてTony Douglas CEOは、無期限の運航停止措置とすることを伝えたとしており、既に一部機材は長期保管に向けたフェリーを行っていることが明らかになっています。
現在エティハド航空は、全てのスケジュールからA380を外しているほか、先日にはTony Douglas CEOがA380型機の運航再開について、まだ決断に至っていないとし、運航再開に関して明言を避けたうえで、A380は余分な2つのエンジンがハンディキャップとなるとコメントしていました。Photo : Airbus