ベトナムの大手LCCのベトジェットエアは、アメリカ大手貨物エアラインのUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)とアジア~米国間の貨物輸送で提携し、相互ネットワークを活用することで合意したことを発表しました。
今回の合意により、ベトジェットエアは UPS の「ブラウンテール」を経由してUPSの広範なグローバルネットワークへのアクセスを提供し、UPSはベトナム、タイ、およびアジア地域全体でのベトジェットエアのネットワークを利用して、より多くの地域で、より迅速にサービスを提供することができる ようになります。
ベトジェットエア貨物部門のDo Xuan Quang CEOは「ベトナムとタイで旅客便ネットワークを拡大しているほか、ベトジェットは、世界的なパンデミックに対応する新たなビジネス戦略の一環 として、航空貨物に向けてビジネスを拡大するアジアで最初の航空会社の一つとなっています。UPSとの提携により、ベトジェットはハノイ、ホーチミン、バンコクがアジアから欧米の目的地へのワ ンストップ貨物輸送サービスのための地域物流のハブとなると期待しています」と述べています。
ベトジェットエアは、ベトナムで初めて客室内貨物業務(CIPC)を導入することを承認された航空会社で、ベトナムと日本、韓国、中国、香港、タイ、マレーシア、インドネシアの間で国際貨物便を運航しています。Photo : Vietjet