成田空港は、海外からの一部の帰国者や入国者が政府の要請に反し、公共交通機関を利用している実態を受け、京成電鉄と専用車両を用意することを検討し協議していることが明らかになったとNHKが報じました。
現在日本政府は、帰国者や入国者に対し、空港から待機場所となる自宅又は宿泊施設までの交通手段(自家用車、レンタカー等)を自身で確保するよう要請し、電車、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船などの公共交通機関を使用しないよう、強く要請しています。
しかしながら一部の利用に関しては、金銭的な負担が大きいことから公共交通機関を使用しているケースがあるとされており、この対応策として成田空港は京成電鉄と協議して専用車両を用意することを検討しているとしています。なおハイヤーなどの相場は1台あたり23区まで約3万円~となっており、さらに遠方の九州などは約40万円となるなど、公共交通機関に比べ割高となっています。Photo : 京成電鉄
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