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SBIホールディングス、デルタ航空と航空機リース契約を締結

SBIホールディングス傘下のSBIリーシングサービス株式会社は、デルタ航空との航空機リース契約の締結並びに同リース事業を対象とした投資案件の組成・募集を開始したことを発表しました。

新型コロナウイルスの影響により多くのエアラインが窮地に追い込まれ、複数のエアラインは破綻に追い込まれましたが、デルタ航空はマイレージプログラムを担保とした資金調達等による手元流動性の確保していることや、株式の時価総額では、世界の上場エアラインの中でトップクラスであり、世界中の投資家から厚い信頼と期待を集めていることから今回の契約に至ったとしています。

また対象となるA220-100型機は、100~120席程度のリージョナル機であり、今後10年間で数千機が退役機齢を迎える同サイズの航空機のリプレイス需要が大きく見込まれるとしており、国内の短距離線から、近隣諸国への中距離線まで対応可能であり、今後様々なエアラインでの活用が見込まれるとしています。

以上のことから同社は、デルタ航空へのリース事業を対象とした投資案件を組成・販売することを通し、さまざまな投資家に従来の有価証券投資や不動産投資等とは異なる経済効果を享受する機会を提供するとしています。

なお米国の規制により、米国エアラインにリースを行う航空機の所有者は米国籍であることが求められるため、リース物件を信託財産とする信託受益権を購入し、米国信託会社を介してリース形式で貸し付けを行います。Photo : DELTA

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