先日、主にANAが使用する羽田空港の第2ターミナルが増築される予定であることが明らかになりましたが、JALとスカイマークが主に使用する第1ターミナルも増築工事を行う計画であることが日刊航空の報道により明らかになっています。
工事の計画は、第1ターミナル北側(スカイマーク使用側)に新たにサテライトを建設し、ボーディングブリッジを備えた固定ゲートを計6ゲート整備します。またこのサテライトは、本館と接続される予定で、工事の完了時期は2023年夏となる予定です。
Photo : Google Map
この一連の拡張工事により、羽田空港の第1ターミナルと第2ターミナルはそれぞれ北側に拡張されることになり、サテライト棟の建設と計10スポット以上を整備する大掛かりな工事となり、羽田空港は大きな変化を迎えることになります。また全面供用後には、PBB使用率が大幅に向上することが見込まれており、利用者の利便性向上が期待されます。
今後調整が終わると、工事の詳細が明らかにされる予定ですが、サテライト棟との接続部がどの部分になるかや、ゲート供用後の運航便の振り分けなど注目する点は多々あり、今後も目が離せません。