台湾のチャイナエアラインは、先日受領した同社初のB777Fに施した新塗装を公開しました。
これまでに、新デザインは中国との混合を避ける事を目的として、台湾をイメージしたものが描かれることだけが分かっていましたが、公開されたデザインは、CARGOのCの文字の中に台湾島が描かれるというものになりました。
Photo : China Airlines
これまで大きく『CHINA AIRLINES』と描かれていた文字は、機体後方へ移動する形となり、同社は『コーポレートカラーの「CARGO」を継承し、梅の花を通してチャイナエアラインの精神を継承する全く新しいデザインとなった。』とコメントを発表しています。なおこの初号機B777Fの機体番号はB-18771となっており、2004年に退役したB747Fの機体番号を使用しており、世代間のバトンの継承を象徴しているとしています。
台湾は、既にパスポートもデザインを変更して台湾を強調したものとなって、脱チャイナが進んでいますが、政治的な問題などから『CHINA AIRLINES』の文字は引き続き残されています。
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