機材 航空ニュース 貨物

フェデックス、ATRから初の新造地域間向けターボプロップ貨物専用機ATR72-600Fを受領

ATRは、カーゴエアライン大手のフェデックスに、地域間輸送を想定した、初の新造ターボプロップ貨物専用機となるATR72-600Fを納入したことを発表しました。

フェデックスは、2017年に同機を30機確定発注し、オプション20機とする契約を締結しており、今後最大50機を導入する計画となっています。

今回新たに納入されたATR72-600Fは、大型カーゴドアを搭載しており、バルク貨物や業界標準のパレットやコンテナを収容することができます。また継続的にアップグレードが可能な最新のアビオニクス・スイートが提供されることにより、オペレーターは航空機の効率性をさらに高めることが可能となります。


Photo : ATR

なお今回の受領に際しフェデックス・エクスプレスのScot Struminger CEOは、『ATR72-600Fは、あらゆる開発段階で同社のエンジニアからの意見を取り入れて製造され、ついにこの航空機を手に入れることができたことを誇りに思い、興奮しています。』とコメントを発表しています。

フェデックス機がロサンゼルス空港に左メインギアが固定されない状態で緊急着陸 パイロット1名が負傷【動画あり】

フェデックスのパイロット、シンガポールにて隔離期間中に外出し刑務所行き

S7航空、初の貨物専用機となるB737-800BCFを2機導入へ