ATRは、カーゴエアライン大手のフェデックスに、地域間輸送を想定した、初の新造ターボプロップ貨物専用機となるATR72-600Fを納入したことを発表しました。
フェデックスは、2017年に同機を30機確定発注し、オプション20機とする契約を締結しており、今後最大50機を導入する計画となっています。
Perfect timing! Our ATR 72-600F freighters have arrived at just the right time! From ecommerce to medical supplies, our freighters deliver more than just cargo – they're a key tool to provide essential connectivity to local economies. #ATR #ATR72 #AvGeek #IntoLife #freighter pic.twitter.com/z0VsmMpMu3
— ATR (@ATRaircraft) December 15, 2020
今回新たに納入されたATR72-600Fは、大型カーゴドアを搭載しており、バルク貨物や業界標準のパレットやコンテナを収容することができます。また継続的にアップグレードが可能な最新のアビオニクス・スイートが提供されることにより、オペレーターは航空機の効率性をさらに高めることが可能となります。
Photo : ATR
なお今回の受領に際しフェデックス・エクスプレスのScot Struminger CEOは、『ATR72-600Fは、あらゆる開発段階で同社のエンジニアからの意見を取り入れて製造され、ついにこの航空機を手に入れることができたことを誇りに思い、興奮しています。』とコメントを発表しています。