アエロフロートロシア航空は、機内でマスクの着用を拒否した乗客専用のアンチマスカーゾーンを設定することがわかりました。
同社は、既に機内でのマスク着用を義務化していますが、乗客が搭乗し、ドアが閉まり出発した後に乗客がマスクの着用を拒否したことを想定して、今回のアンチマスカーゾーンを設定しています。
同社は、乗客を強制的に降機させる権利も有していますが、再度ゲートに戻ることや目的地を変更することは、コストがかかる上に、他乗客に不便を強いることから今回の措置を講じます。具体的には、エコノミークラスの右側後方2列を専用エリアとするとしており、この席に移動したとしても罪に問われることがあるとしています。
なおアエロフロートロシア航空では、厳格なマスク着用規則を設けており、健康上の理由でマスクが着用できない人も含め、全乗客に食事の時間を除きマスクの着用を求めており、3時間毎の交換と食事後のマスクの交換を求めています。
参考記事:The Moscow Times Photo : Aeroflot