アメリカ運輸省(DOT)は、大西洋路線においてエアリンガスがワンワールド合弁事業へ参加することを承認しました。
現在大西洋路線においては、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空、フィンエアーが合弁事業を行っていますが、正式にエアリンガスがこれに参加することが認められました。
今回の承認により、これらの航空会社は大西洋路線全体のスケジュールと運賃を調整できるようになるほか、ヨーロッパの160以上の都市とアメリカの240以上の都市を接続させる事が可能となり、利用客の利便性が向上することが期待されています。またDOTは、既存路線の増便や新路線の開設も期待するとしています。
これまでに何度もワンワールドへの復帰が取りざたされているエアリンガスですが、今回の動きがワンワールドコネクトをはじめとするワンワールドへの復帰に繋がる可能性を指摘する声もあり、今後の動向が注目となります。Photo : Aer Lingus