タイ航空当局は、国内線を運航する国内航空会社に対して、2020年12月31日より2時間以内のフライトで飲食を禁止とする事を各エアラインに対し通達しました。
これは、機内の新型コロナウイルス対策として行われるもので、同局は以前にもこの措置を行っていましたが、感染状況が一時落ち着いた事から、9月に規制を緩和していました。
今回の再度規制を強化したのは、世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けたもので、この他にも、機内で雑誌や新聞を配布することも禁じています。なお緊急時や、やむを得ない場合に限り、客室乗務員は飲料水を提供することが認められています。
既に同局は、機内でのマスク着用を義務付けていることから、今回の措置によりマスクを一時的にも取り外す行為はできなくなることになります。Photo : AOT