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2020年は運航便数が大幅に減少も航空機事故の死者数は前年よりも増加

2020年は、新型コロナウイルスの影響により航空需要が蒸発したことから運航便は大幅に減りましたが、航空機事故の死者数は、前年よりも増加したことがわかりました。

2019年は死亡事故数が22件で計279名が死亡していますが、2020年は12件の死亡事故が発生し計332名が死亡する結果となりました。なお2020年の運航便数は前年比約5分の1程となっています。

しかしながら2020年の事故の中には、ウクライナ国際航空752便がイスラム革命防衛隊の地対空ミサイルにより誤射され176名が死亡する事故も含まれており、この事故が合計の死者数に大きな影響を与えており、機体やオペレーター側の人為的なミスでない事は、特筆すべき点となります。

このほかにもパキスタン航空PK8303便のカラチでの墜落事故などもありましたが、この事故をきっかけにパキスタン国内での不正ライセンス取得問題が明るみとなり、欧米当局が安全基準を格下げするなどしました。参考記事:Flight Global Photo : Air india express

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